BPS義歯とは

BPS義歯とは

ヨーロッパの歯科大学と開業医およびイボクラール・ヴィバデント社(人工歯のメーカー)が共同で開発した、生体機能を応用し、高品質で精密な入れ歯を製作するシステムです。BPS義歯は、患者様のお口の状態に合わせ、機能性のみならず審美性でも、できる限り多くのご要望を採り入れ、良質な素材を用いて作られる理想的な入れ歯といえます。

特徴

  • 特徴

    優れた製作システム

    BPS義歯システムはイボクラール・ヴィバデント社が開発した専用の器具、器材を用い、綿密に考えられた製作手順で行うシステム化された非常に優れた義歯製作法です。

  • 特徴

    高い専門技術

    同社によるトレーニングと試験を経て、一定の水準に達していると認められた歯科医師、歯科技工士のみ、BPS認定歯 科医師、BPS認定技工士としてBPS義歯を作製すること ができます。認定歯科医師と認定技工士が、情報共有しコミュニケーションを取りながら義歯の製作を進めていきますので患者様のご希望を最大限反映することが可能です。
    当院では、BPS認定歯科医師2名、BPS認定技工士1名が在職しており日々、精度の高いBPS義歯の作製に携わっております。

  • 特徴

    耐久性、審美性に優れた素材

    BPS義歯では、精密義歯に使用するベース材(入れ歯と、歯肉部に使用する材料)をイボベースと呼ばれる素材を用い、専用の機器を用い加熱高圧(6気圧)で重合します。
    また、人工歯は天然歯に近い表面性状と透明感を兼ね備え、強い圧縮強度有する、フォナレスⅡ®を使用しているため従来の製作法を用いた義歯と比べると変形が非常に少なく、はめていても違和感がなく、見た目が自然で、自分の歯のような感覚の精密義歯の製作が実現されます。

通常の入れ歯とBPS義歯の比較

  • 保険診療の入れ歯

    通常の入れ歯とBPS義歯の比較

  • BPSエステティックデンチャー(R)

    通常の入れ歯とBPS義歯の比較

従来の入れ歯 BPS義歯
型どりの方法 「咬む力がかかっていない状態で、歯ぐきの型どり」をしているので、どうしても装着した際に違和感があります。 「あなたの咬む力で変形した状態で、歯ぐきの型どり」をします。歯ぐきは柔らかいので、入れ歯をのせて咬むと歯ぐきは変形します。変形した状態を型どりして入れ歯を作ることで、実際の使用感をそのまま反映した精密な入れ歯を作ることが可能です。
入れ歯と歯茎の
密着度
歯の動きまで想定されていないので、隙間が生まれます。入れ歯と歯ぐきの間に隙間があると、そこに空気が入ってしまい、入れ歯が外れてしまいます。 検査の際に詳細な情報を採取している上に、動きまで想定し、何度も調整を繰り返し製作されているので、完全に密着し、外れない入れ歯を作ることが可能です。
噛み合わせ 咬み合わせは人それぞれに異なりますが、患者様一人一人にあった咬み合わせまでは考えられておらず、全てが同じ咬み合わせで作られています。 4種類のシリコン印象材という精密な型取りの材料を駆使し、患者様専用にカスタムされた型取り用トレーと、顎の運動を精密に記録する装置を作製します。
そして、食事や会話をする時の動きを患者様に実際に再現していただき、型取りと顎の運動を同時に記録していきます。
限りなく自分の歯に近い理想のかみ合わせを実現できます。
見た目 悪い 良い
痛み 比較的痛みが出やすい 比較的痛みが少ない
話しやすさ 話しにくい 話しやすい
発音 発音までは考慮されていない。 発音し易いようにお口のサイズを計測して作ります。
圧力加工 変形します。 変形しません。
従来の入れ歯
型どりの
方法
「咬む力がかかっていない状態で、歯ぐきの型どり」をしているので、どうしても装着した際に違和感があります。
入れ歯と
歯茎の
密着度
歯の動きまで想定されていないので、隙間が生まれます。入れ歯と歯ぐきの間に隙間があると、そこに空気が入ってしまい、入れ歯が外れてしまいます。
噛み
合わせ
咬み合わせは人それぞれに異なりますが、患者様一人一人にあった咬み合わせまでは考えられておらず、全てが同じ咬み合わせで作られ
見た目 悪い
痛み 比較的痛みが出やすい
話し
やすさ
話しにくい
発音 発音までは考慮されていない。
圧力加工 変形します。
BPS義歯
型どりの
方法
「あなたの咬む力で変形した状態で、歯ぐきの型どり」をします。歯ぐきは柔らかいので、入れ歯をのせて咬むと歯ぐきは変形します。変形した状態を型どりして入れ歯を作ることで、実際の使用感をそのまま反映した精密な入れ歯を作ることが可能です。
入れ歯と
歯茎の
密着度
検査の際に詳細な情報を採取している上に、動きまで想定し、何度も調整を繰り返し製作されているので、完全に密着し、外れない入れ歯を作ることが可能です。
噛み
合わせ
4種類のシリコン印象材という精密な型取りの材料を駆使し、患者様専用にカスタムされた型取り用トレーと、顎の運動を精密に記録する装置を作製します。
そして、食事や会話をする時の動きを患者様に実際に再現していただき、型取りと顎の運動を同時に記録していきます。
限りなく自分の歯に近い理想のかみ合わせを実現できます。
見た目 良い
痛み 比較的痛みが少ない
話し
やすさ
話しやすい
発音 発音し易いようにお口のサイズを計測して作ります。
圧力加工 変形しません。

BPS義歯の症例

70歳女性上顎が総入れ歯で、機能的、審美的に限界を感じられていた

元々、保険の入れ歯を使用していましたが、日ごろから食事の際などに入れ歯が外れてしまうなどの不具合などを感じられていました。
また、下顎はご自身の歯、歯茎なので見た目の悪い保険の入れ歯だと、上顎が入れ歯ということがハッキリと分かってしまうのも嫌がっていたポイントでした。
今回、保険の入れ歯に限界を感じ機能的にも、審美的にも優れているBPS義歯にてそれらの問題を回復することに成功しました。

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初診料(保険診療)が必ず必要です。

治療の流れ

  1. 診察

    診察

    患者様とコミュニケーションをとりながら、お口の状況や要望をヒアリングさせていただきます。そして、口腔内・周囲の筋肉・顎関節の診査によってさまざまなデータを収集し、患者様に合った最適な治療をご相談させていただきます。

  2. 1回目の歯型の型取りと噛み合わせの記録

    1回目の歯型の型取りと噛み合わせの記録

    お口の中を大まかに型取りして、噛み合わせの記録を取ります。その後模型を作製して顎の形態や噛み合わせの診査・診断を行い、患者さん専用のトレーを作製します。

  3. 2回目の歯型の型取りと噛み合わせの記録

    2回目の歯型の型取りと噛み合わせの記録

    患者さま専用に作製した型取り装置を用いて、お口の中のさらに精密な型取りと噛み合わせの記録を取ります。

  4. 入れ歯に使用する人工の歯の選択

    入れ歯に使用する人工の歯の選択

    患者さまの要望をもとに、一人一人の顔の形・色・表情にマッチする、大きさ・形・色の人工歯を選択します。

  5. 仮合わせ

    仮合わせ

    BPS認定の技工士の立ち合いのもと、完成に近い形の入れ歯を患者さまのお口に合わせ、口元のイメージの確認・修整を行います。

  6. 仮合わせ

    完成した入れ歯の装着

    完成したBPS義歯を装着して終了です。ぜひ楽しい食事や会話を楽しんでください。
    ※個人差はありますが、装着後1,2回の調整が必要な場合があります。

料金表

検査内容

  • パノラマレントゲン:顎の形態の診査
  • セファロレントゲン:咬み合わせの位置の診査
  • CT撮影:顎の骨の吸収
イボベース床

341,000円
(税込)

コバルト床

451,000円
(税込)

チタン床

781,000円
(税込)

金(ゴールド床)

1,430,000円
(税込)

難症例加算

220,000円
(税込)

  • ※上顎のみ金属加工(白金加工)使用
  • ※治療開始時に費用の半額をお支払いただき、セット時に残りをお支払いただきます。
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